ファクタリングの乗り換えは良いの?

ファクタリングは、ある意味やめられなくなる、という性質を持っています。利用方法にもよりますが、なんだかんだ多い利用目的の一つが、資金繰りの改善であり、固定費に充ててしまっているものです。人件費などの固定費に充ててしまうと、また、次の給料支払い日に資金が不足し、ファクタリングで資金調達をしていかないといけないサイクルに入ってしまいます。

決して安くはない手数料。これを継続して利用していくのはなかなか体力が必要です。少しでも手数料の安い会社にお願いできればいいのにと思っている経営者の方も少なくないでしょう。そこで考えるべきなのが、ファクタリング会社の乗り換えです。

ここでは、ファクタリングの乗り換え時のポイントと注意点をお伝えします。

目次

ファクタリングの乗り換えは有効?

結論から言うと、ファクタリングの乗り換えは有効です。乗り換えを検討する方法が大事なので、お伝えしますね。

まず、一番は手数料です。手数料を安く済ませるために乗り換えをするのです。手数料率が5%違うだけでも一年間続ければ大きな差になります。例えば、年間1,000万円の売掛債権をファクタリング会社に売却している会社があるとします。現在の手数料が20%だった場合、年間200万円が手数料として差し引かれています。これが15%だった場合、150万円となり、その差額は50万円です。もし、この会社の利益率が10%だったとすれば、500万円分の売上をあげるのと同じ価値になるのです。

この50万円で資金繰りがすこしでも改善すれば、いずれはファクタリングを使わなくても良くなる可能性も高くなります。

このように、ファクタリングの乗り換えは手数料率を下げる手段です。手数料は売掛債権額によって変動するので、売掛債権が大きければ大きいほど数%の差は大きいので、手数料率を引き下げることをおすすめします。

また、利用実績も手数料率を下げる有効なポイントです。

同じファクタリング会社で何度も利用実績がある場合は、乗り換え先のファクタリング会社も安心できる判断材料となります。

 

注意点はある?

一方で、注意点もあります。

ひとつが、悪徳業者へひっかかってしまうことです。これは散々別の記事でも説明しているので詳しくは割愛しますが、手数料が安すぎる会社は要注意です。

また、いろんなファクタリング会社を同時に利用することもおすすめしません。実際、申込の際に数か月分の通帳のコピーの提出を求められます。これは、取引先との取引実績を確認する他に、他のファクタリング会社を利用しているかどうかも確認しているのです。

もし、同時期に異なるファクタリング会社を並行利用しており、その売却債権の出所が同じ会社だった場合は、二重譲渡の可能性も疑われてしまいます。実際、二重譲渡はしていなくても同時期に別々のファクタリング会社を使う意味は何か?と問われて、曖昧な答えを返すと審査に落ちる可能性が高くなります。

 

私の体験談ですが、

  • 取引先Xの債権買取をファクタリング会社Aに依頼し利用
  • その後A社の利用から2か月空けて別のファクタリング会社Bに同じ取引先X(もちろん別の債権)の債権買取を依頼

そしたら、「他の会社の債権であれば買い取ります」と言われました。

 

ファクタリング会社は、ファクタリング会社Aに再度依頼しなかった理由を聞いてきたため「手数料云々を考えてB社にした」説明しましたが、「A社に持って行った方がいいですよ」と言われ、結局別の債権を買い取ってもらいました。

 

利用実績があっても、ファクタリング会社によって判断基準が異なるので必ずしも良い判断をしてくれるというわけではなさそうです。

売掛債権毎にファクタリング会社を使い分けるというのもひとつの手段でしょう。

 

 

まとめ

ファクタリング会社の乗り換えは、有効といえます。ファクタリングほど会社ごとに手数料が異なるサービスも珍しい気がします。その為、乗り換えという手段は非常に有効です。また、取引実績も判断基準になることもあります。できれば、売掛債権ごとにファクタリング会社を決めておくのも良いかもしれません。

乗り換えによって手数料費用の削減をすることは、資金繰りの改善にもつながるので、ぜひ検討してみてください。

 

 

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