ファクタリングの契約書のチェックポイント!

ファクタリングを利用する時に、最も重要視すべき点のひとつが契約書です。ファクタリング会社のなかには、違法業者も存在するため違法業者に騙されないように自身を守る手段となるのが、契約書です。その契約書のチェックポイントをお伝えします。

目次

一般的なファクタリングの契約書の内容とは?

契約書の内容を理解することは重要なポイントとお伝えしました。

一般的な契約書は、申込企業とファクタリング会社の間で交わされます。ここでは具体的な債権や金額は記載されず、全体的な契約内容が記載されます。

  • 契約書に使われる文言の定義
  • 禁止事項の承諾
  • 提供情報が正確であること
  • 遅延損害金

などが記載されています。包括的な契約書では、誓約書のような意味も込められているので、「申込企業が原因で不利な状況になった場合は、ファクタリング会社は責任を負わない」、「申込企業から提供される情報は全て正確である」、「反社勢力ではないこと」などの項目に同意する目的で契約書を交わします。

端から端まで読むのは時間がかかり、理解にも時間を要しますが、目を通すことは大切です。上の通り、契約書は誓約書のような意味も持つので、内容をよく読まずに署名捺印してしまうと知らない間に不利な状況で同意していた、なんてことも起こり得ます。

読んでいて不明なところや疑問点がある場合は、ファクタリング会社に直接聞いてみましょう。ここで真摯な対応をしてくれるかどうかも、ファクタリング会社を選ぶポイントにして良いと思います。

確認ポイント①:手数料率

契約書上で必ず確認すべきポイントは、やはり手数料率です。ファクタリング会社は顧客ごとにスコアリング査定しているため、明確な手数料率が表記されていない場合もあります。

その場合、別途見積書などのようなものがあるはずなので、そちらで確認してください。

業界水準は、以下の通りです。

  • 2社間ファクタリング:10~25%
  • 3社間ファクタリング:2~8%

これはあくまで水準ですが、これ以上に高い手数料率を取っているファクタリング会社はおすすめしません。業界水準より高い場合は、他よりも良い条件なのか、なぜ手数料率が高いのかを質問してみてください。

手数料率の設定には、

  • 売掛先企業の信用力
  • 申込企業の信用力
  • ファクタリング利用歴
  • 売掛先企業との取引実績
  • 支払い期日

などが反映されます。当然、ファクタリング会社が背負うリスクが大きくなればなるほど手数料率は高くなると考えて良いと思います。

提示された手数料率に納得いかない場合は、納得いくまで説明を求めてください。それでも納得できない場合は別のファクタリング会社を利用すると良いと思います。

確認ポイント②:手数料以外の費用

ファクタリングの契約で、手数料以外にかかる費用が存在します。事務手数料、債権譲渡登記(抹消)費用、公正証書作成費用などです。

最近は、事務手数料などをファクタリング手数料に含めたり、無料にしたりしている会社も多くなりましたが、大体2~3万円が相場です。債権譲渡登記も公正証書作成も法的に守られるという意味では良いですが、作成しない会社が多いようです。

費用の内訳を教えてもらい、中身を必ず確認してください。悪徳業者の場合は、何かと理由をつけて法外な費用を請求してくるので、費用の内訳をもらったら「これ以上費用は発生しないか」を聞いてください。不審な点があれば解消するまで契約はしないようにしましょう。

 

確認ポイント③:債務履行の項目

ファクタリングは融資ではないので、「返済」という行為は発生しません。しかし、2社間ファクタリングの場合はファクタリング会社が買い取った売掛債権の決済金は申込企業の口座に振り込まれます。それを遅滞なくファクタリング会社の口座に振り込まなければいけません。そのため、申込企業とファクタリング会社の間で「業務委託契約」を結ぶのが一般的です。業務委託というのは、ファクタリング会社が保有する債権の回収業務を申込企業に委託するという意味です。

もし、申込企業が受け取った売掛金をファクタリング会社に送金しなかった場合は、債務不履行となり損害賠償や横領などの罪で訴えられることもあります。

一方、3社間ファクタリングの場合は契約時に売掛金の送金先もファクタリング会社に変更するため、業務委託が発生しません。その為、3社間ファクタリングの場合はこの項目は含まれないということです。

確認ポイント④:その他

悪徳業者に多い項目を挙げていきます。

手数料に消費税が含まれている

手数料は非課税なので、消費税を求められることはありません。にも関わらず、契約書や見積書の内訳に消費税の項目がある場合は、不審な点と思って良いでしょう。なぜ消費税項目があるのか聞いてみて、回答を濁すようであれば契約を見送るべきです。

担保や保証を求める

担保や保証が不要であるのがファクタリングなので、要求される場合は怪しんでください。ファクタリングは償還請求権がないので、買い取ってもらった後に債務不履行になったとしても申込企業が負う責任はありません。しかし。悪徳業者の場合は担保や保証を要求してリスクを減らそうとします。

この場合も、契約はすべきではありません。

 

契約書のコピーをくれない

契約書の控えを渡してくれない会社は、注意が必要です。契約書は相互の同意の証なので、両者が保管するのが常識です。しかし、悪徳業者の場合は契約書を渡さないようにする会社も多いようです。

契約書は必ず控えを受け取るようにしてください。

まとめ

ファクタリングの契約書は、必ず目を通すようにしましょう。

ファクタリングは融資のように法的規制がある商品ではないので、悪徳業者が多く存在しています。自身を守ってくれるのは、契約書の内容であり、内容の把握です。

契約書は難しい言葉や言い回しで書かれていますが、必ず熟読して確認してください。

 

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